――本日営業

S-Fマガジン200510がロボットSF特集だから、目を通そうと思う。今年の7月号では、またリアル・フィクション特集あるのかな。
SFが読みたい! 2007年版、角川春樹事務所から小川一水さんのハードカバーが出る、とのことで楽しみ。イラストは、「導きの星」と同じく村田蓮爾さん(「導きの星」、支部長、ご覧になる?)。


「誰がロボット?」


「なんかさー、最近の日本語は壊れてるとか言ってるよねー」
「あー、言ってるねー」
「でもさー、日本語ってさー、もともと壊れてるよねー」
「あー、そうだねー」
「中国の漢字だっけ? それを壊して省略してさー、ひらがなとかかたかなとか創ったんだよねー」
「あー、だねー」
「それにさー、言葉ってさー、情報伝達のために生まれたんだよねー」
「あー、だねー」
「だったらさー、不特定多数に発信していなかったらさー、別にいいよねー」
「あー、だねー」
和製英語とかさー、いくらでもさー、新しい言葉創ってるよねー」
「あー、だねー」
「自分たちだってさー、ぎろっぽんだっけ? 業界用語とかさー、使ってるよねー」
「だねー」


「朝になったら割れているのに、夜になったら割れていないものって、なーんだ?」
「腹筋」
「コレクト」
「やった」
「おめでとうございます」
「ありがとう」
「正解したあなたには」
「何かくれるの?」
「…………」
「…………」
「……………………」
「……………………」
「…………………………………………」
「…………………………………………」
「……………………………………………………………………………………」
「……………………………………………………………………………………」


「またやってる」
「うん、またやってる」
「まったく人間どもは」
「うん、まったく人間どもは」
「まあ、私たちロボットには関係ないけど」
「うん、まあ、私たちロボットには関係ないけど」




言葉の定義、人間とロボットなど、入れ替えるだけでおもしろいなぁ。