乗り遅れた感は否めませんが、これ読まなくてもいいかな。1の方が好き、おもしろい。
 結局、別の視点から描いただけで、時系列的にも内容的にも進展らしい進展はしてないし。続きがあるのであれば、それを先に読んでも、また別の楽しみ方があるだろうし。閉じ込められた現状の説明は真偽は不明なものの、登場人物に対して書かれているけれど、世界やら背景の設定は何も描かれていないよな。
 話として成り立たない、おもしろくないのかもしれないけれど、視点のキャラがそんなに特異ということではないのに、リアリティに欠ける気がする。明確な死がないからか。あとがきの方がリアリティが(これほんとの話なのかな)。
 犯罪的な描写も匂わせているけれど、決定的ではないし(読みが浅い?)。犯罪が起きようが関係が悪くなろうがそんなものはどこにだってあることだから、例えこの後、日常生活に戻ったとしても何ら問題はないだろう。
 修学旅行に欠席の方も出てこず、風邪やら病気にならないし、腕輪が外されても生きていけるように最低限の生は保障されているのか、学校やら政府やら自治体やら主導のシミュレーションなのかなぁ。
 まだまだ引っ張るのか、Mの人には良いかもしれません。小説より実際のゲームならもっと楽しめるかもしれない。