――本日営業

 ゲー線、延期……、どうせリアルタイムでやるのはむずかしいから、中身が充実するなら、むしろ。
 ダメ恋、ちょうど良い、バナーがないな。その内、貼ります。
 今月は、MF文庫JSD文庫、全買いっぽい。

 発行日に書けなかったから、PDF版が出たら、と思っていたけれど、まだのようですね。久住四季さんのインタビュやら甘塩コメコさんのイラストまで。魔術師、というか魔女のイメージはトリスタのになっております、全身タイツのやつ。個人的にもですが。

  • 『河川の水質と生態系 ―新しい河川環境創出に向けて―』

 DDDの説明がないじゃないか。他の略称は日本語書かれてるのに、DDTもDDEもなし、か。既に、周知の事実だからか? プロレス技のはこれから来てるようだけれど、悪魔憑きのも多少意識されてるのかな、なんて。そういえば、レイチェル・カーソン女史に関する書籍がこの前出ましたね。読んでませんが。
 まあ、そこはアンモニアやらの毒性の基準に関するところなので、またやたら略語ばかりだけれど、致し方ないことではあるので、置いておいて、発行が今年の5月、中身が、目次を見て期待していた通りに、自分としては充実していて、EUにおける評価の手法、というのもあっておもしろい。
 1章=河川における生態系と水質の相互関係、、水質やら影響、評価、魚類やら植物との関係に触れられていて、入門としても、簡単ではあるけれどそれは参考文献を参照すればよいから、評価項目の具体的なデータも挙げられていて分かりやすい。魚にとって水温の2℃の変化は、人間にとっての気温10℃の変化に相当するといわれている、らしい。それらのことから、それぞれに関して提言されているのもいいね、展望がいろいろ妄想できる。
 2章=大型植物が湖沼内の栄養塩の循環に与える影響、まあ、参考文献を読め、ということですね、これ以降の章は、結構、短い(笑)。英論だし、ちょうど良いかも。アレロパシー、今月は、「緑の王」、小説版も出ますね(もう、出てるのか)。
 3章=河床生態系の水質変換機能と栄養塩濃度の関係、5章=粒状有機物の動態と水生生物との相互関係、とこの辺りが最注目のところで、前者は、実際の河川における、夏季と秋季の光を考慮した栄養塩のフラックスが載せられていて、上流やら下流やら分解やら溶出やら参考になるのだけれど、ここから掘り下げれない/広げられないのが……。著者で追え、と。後者は、トネリコ、は置いておいて、粒子態の溶出やら分解の考察、堆積性にも触れられ(ほんの少し)、参考文献も挙げられ、手が伸びる。最後に、課題がまとめられているのだけれど、やはり浮遊性やら堆積性やら流量変動の湖沼やら汽水域やらの定量調査はこれからなのでしょうか。
 EUの評価は、日本でも一般的に、湖沼がCOD、河川がBODとなっていますが、それも曖昧だし(主観では、日本一汚い、というのもそんなことはないですし、確かに汚いときは汚いですが。緑色になったり茶色になったり)、ということで、また余裕があったら読み込もう。
 以前、どこかの川に鯉がいっぱいいて、さらに増やすとかいうのを見たが、鯉は汚いところでも生息するし、多くても、増えすぎても汚くなる、と思うのだけれど、現状はどうなっているのだろう。人だって、いない方がきれいですね。