以下、敬称略。
 スポルトで中日の奇襲、とか特集され、スポニチの記者が「小笠原って誰?」、なんて言っていたが、お前が誰? まあ、本気ではないだろうけれど、口に出して言うものでもない。どちらにしても、記者失格だろう。テレビ的にそれぐらいの驚きがあったことを伝えたかったのだろうが、まがりなりにもスポーツ新聞、しかも野球に関わる記者がそんなことを口にしたら自分の評判、ひいてはそのような社員を雇う会社の評判を下げるだけなのだから、インタビューのときに、そう言うように言われたのかな。
 采配やら作戦に振り回されるなんて、所詮その程度、ということ。シーズンを見れば、川上よりも小笠原の方が素晴らしいのが分かるはずで(終盤はいまいちでしたが)、実際、クライマックスシリーズもそうじゃないか。監督やら谷繁やらの普通、まさにその通り。奇襲でも弱いチームでもない。
 コーナの最後に、奇襲以外の何ものでもない、と言っていた解説の方も、小笠原のメンタル面に触れていたように、結局、技術的に差がなければないほど、そこが問題。スポーツに限らず、自分の都合/予定はみんな多かれ少なかれ考慮しているわけで、思った通りにいかないときにどう対処できるかどうかで、結果もよりよくなるのかより悪くなるのか変わる。まあ、思わず、最良/最悪のときなら別ですが。冷静に対処できるに越したことはないけど、別に機械になれば良い、というわけではなく、心は熱く、頭は冷静、と言うように、別のものとして捉えられるのだから、思って/分かっているけど体が動かないのでもない限りは。
 人間たらしめてるのは理性、なれば、欲求なんて必要ないじゃないか。食べればメタボリック、子供も性交渉なしでできる、寝れば何より大切な時間が失われる。睡眠の必要のない体になりたい。というのを、ニュースを見て、つらつらうとうと考えていたら、思いっきり寝坊したのは昨日の話。夜は光を浴びてはダメ、らしいけれど、それは無理な話。
 修正ペンとはんこ、書類提出と本返却を忘れないように、と。