――本日営業

 konozama初体験を記念して。本当に一方的にキャンセルになるんですね。


「さよならインフィニティ」


   フランスでも、六月でも
   金髪でも、銀髪でも
   直感でも、哲学的でも
   出逢ったでも、別れたでも


  「永遠はあるの?」


   そして何より、有限でなかった――


   僕らは出逢うはずだった。
   六が重なるその日に。梅の花が散る前に。


   幾億の夜も迎えていないけれど、語継がれる言葉のように平面でないことを奇跡だと信じて。
   僕にできることは全てやったのだろうか。やっていたのだろうか。
   光も水も手に入れていないけれど、掌を差出すだけで永遠に咲続ける花を掴めるのだと信じて。
   繰返す営みの中でしか彼女を感じることができないのだろうか。


   1 to 1 対応な経験よ、僕は貴女にDaisyを。