な、なるほど。
Gシリーズ、六作目。Gシリーズの転換点、というよりはS&Mシリーズ、いやそんなこといったら、四季シリーズの転換点か(読者からすれば)。
今までのシリーズを読んできている人、Gシリーズ以外でGシリーズ以前からの登場人物に触れている人ならば、程度の差はあるものの、驚き、感慨を覚えるに違いない。最後の場面は、そこに至る過程を読むことによって、少なからず耐性を付けられているのだろう。
森博嗣さんは、小説を書くのを止めることをブログなどで明らかにされているが、どこまで描かれるのだろうか。Gシリーズの次の七作目では年月も場面も移っているのだろうか。
それにしても、博士論文……今のところまでといっても、二週間どころか一週間で仕上げるとは。来年の今頃は修論に堪える結果が出ていなければ。出たら出たで、次があるけれど。また目標や進捗をまとめなきゃ。