――本日営業

ここ数日は、↓のため、一日一冊。SDもMFもJAも出ているけれど、まだまだ富士見。
一巻もそうだったのだが、もっとゆっくりと日常を含めて描けそうな話ではあるのに、内容が凝縮されていて、密度が濃く描かれている。
主要な登場人物の日常と非日常を別のものとして扱っているのではなく、同じものとして、全てが自分たちの日常なのだ(そうしたい/そうするしかないといった能動的/受動的に関わらず)と捉えられていて、だからこそ、勢いがあるけれど勢いだけでなく、丁寧に描かれている機微、挫折や成長が適度に心を動かしつつ、楽しませてくれる。
一気に物語の根幹(一巻を読み終えた時点で最も謎だと思っていたこと)が明かされ、次、近いうちに終わりそうだけど、期間を空けるより、続けて読んだ方が良いと思う。レギオスみたいに登場人物紹介が欲しかったな。