バトルフィールドは空騒ぎ! 2 〜人形遣い〜』
 何だかなぁ、これはシリーズじゃないとできない話か。次に期待。

『"文学少女"と月花を孕く水妖』

 孕む、という言葉を国語の授業で知り、担当の女の先生に質問したのは良い思い出です。授業中に訊かなくてよかったかな。
 泉鏡花は、全く、ノーチェックだ。機会があれば。「――忘れません。/忘れません――」、こういう帯の使い方がベストかな。表紙側には作中からの引用、推薦文なんかは裏にあると。これは、森博嗣さんみたいな仕掛けを期待したのだけれど、残念ながらそのようなことはなく、ああ、もう、これ、最終巻でも良いくらいだ。

トゥインクル☆スターシップ15 Twinkle Twinkle Little Star……』

Daisy Daisy……」ということで、「誓いの言葉」(WHITE-LIPS/ニコニコ動画のなんかもうっ!)、最高ッ! ゲーム積んであるのに、サントラ買ってしまった。アナザーストーリーも盛り上がっているようなので、ぜひ参加したいところ。参考文献もSFの方は、「家畜人ヤプー」、「バーサーカーシリーズ」は未読、あとのフィクションは、「いさましいちび」なんか実家と下宿にあるし、既読、「創造する機械」はナノテクのだよなぁ、と本棚から確かめるだけのつもりが、おもしろくて結構読んでしまった。特に10章以降は参考にさせてもらったっけか、これで100円は、とても良い買い物でした(最近は全く古本屋巡りしてないなぁ)。童話・児童文学ほかは、「ムーミン谷シリーズ」(この前もお隣さんと調べたしね)を筆頭に続かない。ダメだ、T・S・エリオットの「CATS」なんて知らないし、「クレヨン王国の12ヶ月」、「ぼくは王さま」、「くまの子ウーフ」は覚えがありそうでない。まあ、両方とも、後者三つは用語の元ネタ程度らしいですが。いやー、ほんと、WHITE-LIPS、樋口さんは最高だな、一番好きかも。「もしも明日が晴れならば」もゲームやってないのにサントラ買ったし。「さくらシュトラッセ」も担当してるけれど(情報が公開されないのは何故だろう)、桜川シュトラッセさんも出てるから、すごく、惹かれるのです、が、どうもうちの家系は、イラストが合わないらしい。そろそろ、アルバムが出るらしく、ここ毎日サイトをチェックしているのだけれど、まだ発売日やら曲目やら決定しないようだ。中旬過ぎましたけれど。「さくらシュトラッセ」を入れるか入れないか、かなぁ。他にもアルバム出てほしいのは、Ducaさんやら。
 閑話休題
 is for Daisy ということで、ディジーの、ディジーによる、ディジーのための物語でした。いやー、SFネタ的な決着というか、まとまると一巻で充分なんですね、凄いなぁ。セイジは見せ場になると思いきや、他のキャラに美味しいところを持っていかれ最後まで……、色恋沙汰も含めて、何だか主人公のよくできた親友みたいでなおかつ印象が薄く、登場人物の多さに作者も読者も振り回された感じでしょうか、日常的な方が何だか消化不良。大きく予想が外れたのはキャプテン・キリーが誰かということ。そっちかぁ、一方はもうお亡くなりでしたっけ。お亡くなりならそれでいいし、そうでないなら、アイザック師もどちらか、まあ彼の方でしょうけれど。