完結。髪型で印象は変わり、同じように見えても、それは、同じタイプの人だからなど、子供と大人であればそれが成長前後とも感じとれるように、似せているのかもしれない。言葉は最低限だけれど、だからこそ無駄がなく、言葉に限らず込められた意味は大きく、読者それぞれが思い描いていけるようで、おもしろかった。やはり、やまむらはじめさんは、大好きだ。
 カバーの色はあお。あ、裏表紙は数年後か。スカイ・クロラシリーズと同じ、帯も一作しかなかったと思うし、5巻構成だけれど、さすがに、あお、橙色、紫色はあったけれど、灰色はなく、こちらのが5巻は先だったな。