• 『SHI-NO ―シノ―呪いは五つの穴にある』

 第一部了、ということで、過去の事件が取り上げられ、現在にシフトしますが、志乃ちゃんとの再会は描かれず(主人公は語りたくないようだけれど)、でも、このムッツリめが、な展開で、なるほどなー、と思いながら、楽しめた。前回のように二次創作用にネタも振っていただいたから、書こう。
 もちろん、シェイクスピアも聖書も読んだけれど(あったから)、日本を代表する(ような)作家をスルーしてるからなぁ(こっちもあったけれど)。そういえば、『名探偵に薔薇を』、布教用も買ったけれど、布教してないや。

  • 『待ってて、藤森くん!2』

 藤森くんの待ち人が約束の日に現れず、この作品の中で、姿を見せなかったこと含めて、その人物の独白が描かれているのだけれど、154ページあたりで、何故か、そうか、彼女じゃなくて実は彼だったんだな、と思い違いした。そう、幸いにも違っていた。よかったよかった。実際のところは、シリアスな理由があるようで、お姉ちゃんばっかりで、堪りませんでした。