講談社文庫

『エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室』 美少女学園ミステリー、とのこと。 やはり、嫌悪感ではないものの、いじめの描写というのには、慣れない。 前作ではなかった、解説に、上遠野浩平さん。 ああ、もう、新作が楽しみで仕方がない。

『ぼくは悪党になりたい』/『バラ色の怪物』 え、終わり? 物足りないなぁ。青春を謳った作品って、往々にしてその先が気になる。後者の方は、↑のシリーズ(作者やら関連は特になく、読んだ印象として)と多少テーマが重なってるよな。

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』 映画に合わせたのか、2年弱で文庫化。本谷有希子さんの作品を読むのはこれが初。ん? ダ・ヴィンチで読んだかな? 完結してるのはこれが初のはず。 適度にぼかしてあるので、場面を思い浮かべながら、各所を楽しめた。…

『フォー・ディア・ライフ』、『フォー・ユア・プレジャー』 大当たり。感動した。今読めて、ちょうど良かった。ESにも創作にも役立つ。

『花嫁人形』 堪能。すべて『雪の断章』。『雪の断章』の中の『花嫁人形』。『花嫁人形』より『雪の断章』の方がしっくりくる。 『忘れな草』が見当たらない。おかしいな。 佐々木丸美さんの講談社文庫はこれで終わり。館三部作は創元推理文庫で良いとして、…